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Q:IL BRIGANTE(イル・ブリガンテ)とはどういう意味ですか?
A:ブリガンテは主に1800年代、南ヨーロッパのいくつかの地域で時の権力に
対抗するために生まれた武装グループを指す言葉ですが、イタリアで「ブリガンテ」という時、
大体は1860年から南イタリアに送られたイタリア統一軍(正確にはガリバルディがナポリ、
シチリアをイタリアに統合するため送った軍)に対抗して蜂起したカラブリア州の山岳地方の
ブリガンテたちのことを指します。 ブリガンテ達のほとんどは武器を持って立ち上がった貧しい農民たちであり、 大規模な軍に対抗するためにテロリスト、ゲリラ的な戦い方、ときには法に反する手法もとったため、 今日辞書で「ブリガンテ」とひくと、「義賊」はともかく「テロリスト」「盗賊」「無法者」など 非常に悪い意味の言葉ばかり出てきます。 しかし、もともと土地が痩せている上に、(フランスなど外部の権力も含め)支配者たちに貧しい生活を 強いられてきたカラブリアの民にしてみれば、期待していたイタリア統一への動きが、ますます貧困を 悪化させるものでしかなく、ならば誰からも支配されない自給自足の生活(鎖国の状態)を選択しようと したことは当然であり、カラブリアの人々にとってはむしろ自分たちの土地を愛したヒーロー的存在の様です。 実際“IL BRIGANTE”という名のカラブリア州新聞もあります。 「いたずらっ子」という意味でもつかわれる「ブリガンテ」。カラブリア出身のシェフにぴったりの名前だと思いますが・・・。 ちなみに、最初の“IL(イル)”は定冠詞(英語のtheにあたる)です。 |
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Q:ジェラートとは?
A: ジェラートとは一言で言ってしまえば、イタリア語で“アイス”のことです。 でも、本来のジェラート、つまりイタリアのジェラテリアで作られ、売られているジェラートは、 日本で慣れ親しまれているアイスクリームとは明らかに一線を画しています。 いったい何が違うのでしょうか。 一番の違いは、大きな工場で大量生産されたものではなく、 それぞれのジェラテリア、つまりジェラート屋さんが、そのお店の厨房で作る“自家製の”アイスであるということ。 だから同じフレーバーでも店によってレシピも違うので当然味が違います。 二つ目は空気の含有量。 工場で作られるアイスクリームは30%〜50%の空気を含んでいるのに対し、 手作りジェラートは20%〜30%。 これがジェラートの食感がアイスクリームとは違い、より滑らかな所以です。 三つ目はその保存温度。 アイスクリームはマイナス18度以下で保存するのが一般的です。 一方ジェラートはマイナス10〜15度。ほとんどの店がマイナス13度以上で保存しています。 そのためアイスクリームに比べより滑らかで、口溶けもよいのです。 当店ではショーケース内をマイナス10度前後に保っています。 最後は脂肪分の違い。 これはレシピやフレーバーによって違うので一概には言えませんが、 大体のジェラートは含まれる脂肪分が9パーセント以下。 各店の最も濃厚なフレーバーを選んでも日本のアイスクリーム分類に従うと “アイスミルク”のカテゴリーに入るものがほとんどです。 ・・・以上の理由(特に二番目と三番目)からジェラートは最初からカップ詰めにして売るのには適していません。 やはりそのお店に行って、その場で軽く練って盛り付けてもらったものをすぐ食べるのが一番おいしい! |
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Q:『無添加』とはどういう意味ですか?
A:当店では、合成添加物の類(合成着色料、保存料、化学香料、合成安定剤や増粘剤)は
一切使っておりません。そのことをお客様に説明するとき、分かりやすく一言でお伝えするために
「無添加」という言葉を使っています。 ただ、厳密に言うと日本の食品衛生法上では「既存添加物(天然添加物)」と位置付けられて いるものがあります。 ただし化学的に合成された「指定添加物」とは違い、「化学的手段により元素又は化合物に 分解反応以外の化学反応を起こさせて得られた物質は含まない」と告示の時の備考に書かれており、 あくまでも天然のものが原料です。 わかりやすいものではホップやウコンなどがありますが、いなご豆の種粉なども精製されたものはこの 既存添加物の 範疇に入ってきます。厚生労働省では天然のものであってもその安全性について検証を 常に行いながら、既存添加物として認められたもののリストを作成しているということです。 |
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Q:テイクアウト(持ち帰り)は出来ますか?
A:ピッコラカップ(小)か、500ml,1000mlの保冷箱のいずれかになります。 保冷箱については要予約とさせて頂いております。(冬期の平日を除く) また、カップについても数が多い場合は予約をお願いしております。 ただし、お持ち帰りにあたっては、以下に説明することをご理解いただかなければなりません。 当店のジェラートは自然素材だけで出来ています。そのため他のアイスクリームなどに比べ、 溶けやすく、傷みやすいのです。また、ジェラートを最良の状態で召し上がっていただける 温度はマイナス10度前後であり、当店のショーケースもこの温度に保たれています。 これは冷凍庫(普通のアイスクリームを保つ温度)のマイナス18度前後に比べかなり 高めになっています。残念ながら、保冷箱に入れ、保冷材を入れた保冷バックで 持ち帰っても長時間かかる場合はかなり溶けてしまい(冬場でも暖房がありますから) 自然素材だけで作っている当店のジェラートは本来の食感を失ってしまうだけでなく 安全性の上でも問題が起こりかねません。 そこで、少しでも良い状態でお持ち帰り頂く為に、電話等によるご予約をお願いしております。 ご来店までの間冷凍庫(マイナス18度)で保存し、少しでも良い状態でお持ち帰り頂けるように準備をさせて頂きます。 当日のご予約の場合、お時間を頂いたり、お受けできないこともありますので 出来るだけ前日までにご予約いただけるようお願いいたします。 また、お持ち帰りにかかる時間によってはお受けできないこともあります。 カップ数個の場合はご予約の必要はありませんが、保冷箱と違って大変溶けやすくなります。 そこで、カップでのお持ち帰りについてはご予約の有無にかかわらずごく近隣の方(30分以内…夏期は15分以内)に 限らせて頂いております。 尚、カップについては保冷バックは別料金(100円)になりますのでご了承ください。 お持ち帰りになったジェラートは冷凍庫にお入れ下さい。 また、自然素材だけで出来ておりますので、出来るだけ早くお召し上がりください。 (冷凍庫で保存するジェラートは店頭で練って盛り付けるジェラートとは食感が変わってきますのでご了承ください。) |
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Q:地方発送は可能ですか?
A:申し訳ございませんが地方発送はできかねます。 |
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Q:コーンがないのは何故ですか?
A:当店のジェラートは、自然素材だけを使って作っております。
ジェラートの滑らかさを保つための安定剤にも「いなご豆の種粉」だけを使っています。
さらに、素材の味を最大限に引き出すため、各フレーバーの主役になる材料が、たっぷり入っています。 そのため、フレーバーによって、硬さも食感もかなり違ってきます。 固いもの、コシのあるもの、さらっとしているもの、ふんわりしているもの・・・。 このようにさまざまな硬さのジェラートを、壊れやすいコーンの上にどのフレーバーも 同じように盛り付けるのは不可能です。私たちは 硬さを均一にすることよりも各フレーバーの個性を大切にしたい。 だから、イル・ブリガンテではカップのみの販売形態をとらせて頂いています。 カップに盛り付けをする時にも、フレーバーによって練るのに時間がかかることがあります。 それはより美味しい状態で召し上がって頂きたいが為…少々お待たせしてしまうこともありますが、 「待つだけの価値はある」と言っていただけるよう心をこめて練ります!
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Designed by Neptune Design Co.,Ltd.
Produced By Central Systems Co.,Ltd.
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